猫は暑さに強い動物と思われがちですが、実は体温調整が得意ではなく、人間のように汗をかいて熱を逃がすこともできません。
特にブリティッシュショートヘアは密度の高い被毛を持っているため、夏場は熱がこもりやすく、熱中症や脱水に特に注意が必要です。
猫の暑がりサインを見逃さないで!
猫が暑がっているときには、こんなサインが見られます。
- 口を開けて「ハッハッ」と呼吸する(パンティング)
- 床にお腹をぺたんとつけて寝る
- 水をいつも以上に飲む
- ごはんを残しがちになる
これらは熱中症の前兆でもあるため、早めに対策をとることが大切です。

ブリティッシュショートヘアのおすすめ暑さ対策
1. 室温・湿度を快適に保つ
エアコンは必須!猫が快適に過ごせるのは 25〜28℃前後、湿度40〜60% といわれています。
冷えすぎはお腹を壊す原因になるので、風が直接当たらないようにしてあげましょう。
2. ひんやりグッズを用意する
- 大理石ボードやアルミプレート
- 冷感マット
- ペット用クールベッド
など、猫が自分で涼しい場所を選べるようにしておくと安心です。
3. 水分補給を工夫する
夏は脱水が心配。
- 複数の場所に水を置く
- 自動給水器で流れる水を用意する
- ウェットフードを混ぜて水分摂取量を増やす
などで、自然に水を飲む量を増やせます。
4. 換毛期のお手入れを丁寧に
ブリティッシュショートヘアは換毛期に毛が抜けやすいので、こまめなブラッシングで風通しを良くしてあげることも大切。
一方で、短毛種のサマーカットは体温調整がうまくできなくなるリスクが考えられるので、あまりおすすめできません。
実践!わが家の熱中症対策
ごまちゃんも暑さは苦手。わが家でも実践している工夫を紹介します。
- エアコン+サーキュレーター
冷房の風が直接当たらないように、サーキュレーターで空気を循環させています。部屋全体がやさしく涼しくなる。 - 設定温度は26〜27℃
冷やしすぎは体に負担がかかるので、適度な涼しさを意識。人間がちょっと涼しいな、くらいの温度が快適そうです。 - 部屋を自由に行き来できるように
エアコンのある部屋とない部屋を行き来できるようにドアを開けておき、ごまちゃん自身が居心地の良い場所を選べるようにしています。 - 水分補給にウェットフードや液体おやつ
夏は水分不足になりがちなので、水分補給も兼ねてウェットフードや液体おやつをあげています。ドライフードに混ぜてあげても。 - 水飲み場を複数設置
リビングや寝室など、家のあちこちにお水を置いて、飲みたいときにすぐ飲めるようにしています。ただし冷やしすぎはお腹に良くないので、常温で。
猫の暑さ対策で気をつけたいこと
- 留守番時も必ずエアコンを:真夏は「窓を開けていれば大丈夫」は危険。必ずエアコンをつけて出かけましょう。
- 直射日光を避ける:窓辺に遮光カーテンやすだれを設置。
- 冷感グッズも有効:猫用のひんやりマットや、大理石の板なども人気。
ブリティッシュショートヘアはもふもふの毛を持っているので、夏場は特に注意が必要です。
エアコンや水分補給の工夫をしながら、猫が自分で快適な場所を選べるように環境を整えるのがポイント。
人も猫も、暑い夏を安全に乗り切りましょう。
おすすめ暑さ対策グッズ
暑い夏に欠かせない扇風機! グレー×ウッド調のニュアンスカラーがインテリアになじみます。首振りや角度の調整は自由度が高く、静音で、見た目だけでなく機能も十分!
外出先からもオンラインで温湿度が確認できるので安心。 室温が高くなるとお知らせしてくれて、自宅のエアコンを登録しておけば、外出先から遠隔でスイッチオンオフも可能です。