猫の健康診断は元気な時から!知っておくべき費用の相場や検査項目

猫の健康診断は元気な時から!毎年受けたい猫ドック 飼い主のひとりごと

大切な愛猫と、できるだけ長く、健やかに一緒に過ごしたい。
これは猫と暮らすすべての人の願いですよね。

そのために欠かせないのが「定期的な健康診断」。
人間と同じように、猫も病気は早期発見・早期治療がとても大切。特に猫は体調不良を隠す生き物なので、症状が出た時には病気がかなり進行していることも少なくありません。

健康診断で「今の健康」を知る

健康診断というと「病気が見つかるかもしれないから怖い」と思う方もいるかもしれません。
でも実際の大きな目的は 「健康な状態を記録しておくこと」 にあります。

異変が起きた時、健康な時のデータと比較できるからこそ、わずかな変化に気づくことができます。
例えば、血液検査の数値や体重の推移、エコーやレントゲンで臓器の形や大きさを記録しておくと、将来の診断精度がぐんと上がるのです。

かかりつけの病院を決めておく

健康診断を受ける場所は、かかりつけの病院がおすすめです。
普段から同じ先生に診てもらっていれば、愛猫の性格や体質を理解してもらえるし、診察中の小さな変化にも気づいてもらいやすくなります。

さらに、病気になった時に初めて病院に行くよりも、健康な時から通っていればスムーズに対応してもらえるという安心感もあります。

検査内容と費用の目安(体験談)

病院によって異なりますが、ごまちゃんが受けたスタンダードコース(一般的な猫の健康診断)の内容は次の通りです。

  • 身体検査(体重・心音・血圧測定・触診など)
  • 血液検査
  • 尿・便検査
  • 超音波検査(お腹の臓器)
  • レントゲン検査

費用は 5,000円〜30,000円前後 が相場。
私の場合、心臓までは含まれないコースでしたが、それでも約45,000円ほどかかりました。
相場より高くて迷いましたが、その分しっかり検査してもらえて、獣医さんから「とても健康です!」とお墨付きをいただけた安心感は大きかったです。

ごまちゃんは緊張していたようで、帰宅後はぐっすりお昼寝。頑張った分、家でゆっくりのんびり過ごしてもらいました。

猫の健康診断受診率
  • 約49.4%の猫が定期的な健康診断を受けている
    最新の調査によると、猫の定期健診受診率は49.4%と報告されています。 FNNプライムオンライン
  • 受診率は年々増加傾向
    2016年には24%だった受診率が、2022年には40%に上昇しています。

健康診断にかける費用
  • 基本的な健康診断の費用
    一般的な検査項目(身体検査、血液検査、尿検査、便検査)で、5,000円~10,000円程度が目安とされています。 アニコム損保
  • 詳細な検査を含む場合の費用
    レントゲン検査、エコー検査、甲状腺ホルモン検査などのオプションを追加すると、15,000円から30,000円ほどになることが多いです。poponeko.jp

事前に確認しておくべきこと

健康診断を受ける前に、少し準備をしておくと安心です。
うちのごまちゃんのときも、事前にいくつか確認しておきました。

オプション検査の必要性

心電図や心臓超音波など、コースに含まれない検査もあります。
「うちの子に必要か?」を事前に考えて、獣医さんに相談しておくと安心です。

質問リストを作る

例えば「普段の食欲や体重の増減は健康上問題ないか?」など、愛猫の特徴に合わせた質問をまとめておくと、診察中に聞き漏らしがなくなります。

病院選びのポイント

・かかりつけの病院で定期的に診てもらえるか
・猫に優しい対応をしてくれるか
・検査設備が充実しているか

信頼できる病院かどうかをチェックしましょう。

健康診断の頻度とタイミング

猫の年齢や体調によって、健康診断のタイミングも変わります。

子猫(0〜1歳)
ワクチン接種や避妊・去勢手術のタイミングに合わせて簡易検査

成猫(1〜6歳)
年に1回が目安。体重や血液、尿などの基本項目をチェック

シニア猫(7歳以上)
年に2回を推奨。腎臓や心臓など年齢に応じた検査も追加

また、季節や体調の変化に合わせて臨機応変に受けるのもおすすめです。
寒暖差が激しい時期や、食欲や行動に変化があったときなどは、検査を早めに検討します。


健康診断は、「病気を見つける」だけでなく、「健康な今の状態を記録する」ためにもとっても大切。
信頼できるかかりつけの病院を持つことと定期的な検査が、愛猫の健康を守る一歩です。

私もごまちゃんの健康のために毎年の健康診断を継続していきます!(お財布は厳しいけれど!)

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